榎本 忠儀(えのもと ただよし)は日本の電子工学者、教育者。米国オハイオ州立大学博士(Doctor of Philosophy)。(株)日本電気(NEC)中央研究所部長、中央大学理工学部教授を経て、2014年より中央大学名誉教授。 高速プロセッサ、低電力メモリ、機能メモリ、等の半導体集積回路(LSI)の分野および高速に動画像を符号化するアルゴリズムの分野で多くの実績をあげた。特に、将来のディジタル化に向け、実時間で動画像を符号化する動画像符号化プロセッサ(Video Signal Processor;VSP)の開発に世界で初めて成功し、実用化したこと(1987年)並びに動画像符号化に必須な基本技術である「並列・パイプライン符号化処理方式」を発明したこと(1995年)が注目される。これらの先駆的研究は今日のパソコン、スマートフォン、4K・8Kテレビを始めとするディジタル動画像通信機器やオンライン技術の基盤を構築すると共に、その普及と発展に貢献した。

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  • 榎本 忠儀(えのもと ただよし)は日本の電子工学者、教育者。米国オハイオ州立大学博士(Doctor of Philosophy)。(株)日本電気(NEC)中央研究所部長、中央大学理工学部教授を経て、2014年より中央大学名誉教授。 高速プロセッサ、低電力メモリ、機能メモリ、等の半導体集積回路(LSI)の分野および高速に動画像を符号化するアルゴリズムの分野で多くの実績をあげた。特に、将来のディジタル化に向け、実時間で動画像を符号化する動画像符号化プロセッサ(Video Signal Processor;VSP)の開発に世界で初めて成功し、実用化したこと(1987年)並びに動画像符号化に必須な基本技術である「並列・パイプライン符号化処理方式」を発明したこと(1995年)が注目される。これらの先駆的研究は今日のパソコン、スマートフォン、4K・8Kテレビを始めとするディジタル動画像通信機器やオンライン技術の基盤を構築すると共に、その普及と発展に貢献した。 大容量機能メモリの研究によりIEEE Journal of Solid-State Circuitsの最優秀論文賞(Best Paper Award)(1992年)および動画像符号化プロセッサの開発と実用化により電子情報通信学会の業績賞(1996年)を受賞した。また、上記の実績が高く評価され、IEEE Fellow(米国電気電子学会フェロー)(1998年)および電子情報通信学会フェロー(2001年)の称号が授与された。 (ja)
  • 榎本 忠儀(えのもと ただよし)は日本の電子工学者、教育者。米国オハイオ州立大学博士(Doctor of Philosophy)。(株)日本電気(NEC)中央研究所部長、中央大学理工学部教授を経て、2014年より中央大学名誉教授。 高速プロセッサ、低電力メモリ、機能メモリ、等の半導体集積回路(LSI)の分野および高速に動画像を符号化するアルゴリズムの分野で多くの実績をあげた。特に、将来のディジタル化に向け、実時間で動画像を符号化する動画像符号化プロセッサ(Video Signal Processor;VSP)の開発に世界で初めて成功し、実用化したこと(1987年)並びに動画像符号化に必須な基本技術である「並列・パイプライン符号化処理方式」を発明したこと(1995年)が注目される。これらの先駆的研究は今日のパソコン、スマートフォン、4K・8Kテレビを始めとするディジタル動画像通信機器やオンライン技術の基盤を構築すると共に、その普及と発展に貢献した。 大容量機能メモリの研究によりIEEE Journal of Solid-State Circuitsの最優秀論文賞(Best Paper Award)(1992年)および動画像符号化プロセッサの開発と実用化により電子情報通信学会の業績賞(1996年)を受賞した。また、上記の実績が高く評価され、IEEE Fellow(米国電気電子学会フェロー)(1998年)および電子情報通信学会フェロー(2001年)の称号が授与された。 (ja)
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  • 榎本 忠儀(えのもと ただよし)は日本の電子工学者、教育者。米国オハイオ州立大学博士(Doctor of Philosophy)。(株)日本電気(NEC)中央研究所部長、中央大学理工学部教授を経て、2014年より中央大学名誉教授。 高速プロセッサ、低電力メモリ、機能メモリ、等の半導体集積回路(LSI)の分野および高速に動画像を符号化するアルゴリズムの分野で多くの実績をあげた。特に、将来のディジタル化に向け、実時間で動画像を符号化する動画像符号化プロセッサ(Video Signal Processor;VSP)の開発に世界で初めて成功し、実用化したこと(1987年)並びに動画像符号化に必須な基本技術である「並列・パイプライン符号化処理方式」を発明したこと(1995年)が注目される。これらの先駆的研究は今日のパソコン、スマートフォン、4K・8Kテレビを始めとするディジタル動画像通信機器やオンライン技術の基盤を構築すると共に、その普及と発展に貢献した。 (ja)
  • 榎本 忠儀(えのもと ただよし)は日本の電子工学者、教育者。米国オハイオ州立大学博士(Doctor of Philosophy)。(株)日本電気(NEC)中央研究所部長、中央大学理工学部教授を経て、2014年より中央大学名誉教授。 高速プロセッサ、低電力メモリ、機能メモリ、等の半導体集積回路(LSI)の分野および高速に動画像を符号化するアルゴリズムの分野で多くの実績をあげた。特に、将来のディジタル化に向け、実時間で動画像を符号化する動画像符号化プロセッサ(Video Signal Processor;VSP)の開発に世界で初めて成功し、実用化したこと(1987年)並びに動画像符号化に必須な基本技術である「並列・パイプライン符号化処理方式」を発明したこと(1995年)が注目される。これらの先駆的研究は今日のパソコン、スマートフォン、4K・8Kテレビを始めとするディジタル動画像通信機器やオンライン技術の基盤を構築すると共に、その普及と発展に貢献した。 (ja)
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