桓公(かんこう)は、春秋時代の王叔の君主。周朝の卿士。 周の襄王二十八年・魯の文公三年(紀元前624年)冬、晋はの状況を周に報告した。王叔桓公と晋のは楚を討伐し、江を救った。方城山の山闕を攻め、楚の息公屈赤角(字は子朱)に会った後に帰国した。 周の定王五年・魯の宣公七年(紀元前602年)、鄭の穆公と晋は黒壌で会盟した。王叔桓公は現場で監察し、晋に和睦していない諸侯を討伐する作戦を立てた。一説では王叔桓公はと同一人物とされる。