林森公園および康楽公園は、台北市内の中山区にある公園。公園名は国民政府の主席を歴任した林森に由来する。日本統治時代は共同墓地であり、その名残として園内には鳥居が2基建っている。もう一つ、この公園を特徴付けるものは岳飛の騎馬像である。岳飛は中華圏では代表的な英雄である。 公園は林森北路を挟んで2つに分割されており、東側が林森公園で西側が康楽公園である。しかし、台北市の資料では林森、康楽公園とひとまとめに解説されている。現地の案内板や一部書籍でもまとめて扱われていることから、本項目でも両公園について記載する。