政府道(せいふどう)は、アメリカ施政権下の沖縄において、琉球政府が設置し、維持管理を行っていた道路。日本本土における国道または県道に相当し、本土復帰後は、国道または県道に移行した。 これに対して、米国民政府および米軍が設置・維持管理した道路を軍道(軍用道路)と呼んだ。その他、政府道扱いながら維持管理を米軍が行った軍営繕道という道路もあった。 なお、鹿児島県奄美群島においても、1953年12月25日に日本に返還されるまでの僅かな間ではあったが、琉球政府の管轄期には同群島内の幹線道路約20路線以上が政府道に指定されていた。返還後は鹿児島県道となった(一部はさらに1975年に国道58号となった)。