揚子江協定(ようすこうきょうてい、英語: Yangtze Agreement)は、1900年10月6日に結ばれたイギリスとドイツ帝国の間の合意である。 1899年に清国で起った北清事変(義和団の乱)に際し、清国内での自国の権益確保のために出兵した列強のうち、イギリスとドイツが相互にかわした協定で、単に英独協定(えいどくきょうてい、英語: Anglo-German Agreement)、英独協商(えいどくきょうしょう)と呼ばれることも多い。 イギリス首相ソールズベリー卿とドイツ大使伯爵によって調印。清国の領土保全、つまり清国を列強が自らの勢力範囲に分割することに反対する宣言が両国によって発せられた。