授刀舎人(たちはきのとねり/じゅとうとねり)は、奈良時代(8世紀)の武官の一種。左右近衛府の舎人の前身であり、授刀・帯剣舎人とも呼ばれた。最初は授刀舎人寮に所属し、その後、授刀舎人寮が中衛府に改称されるにあたり一旦消滅するが、天平18年(746年)に騎舎人(うまのとねり)を改める形で再設置された。