急性胃腸炎(きゅうせいいちょうえん、英: acute gastroenteritis)とは、急性に発症する胃腸症状を主体とした症候群である。 殆どは感染性胃腸炎で、中でもノロウイルスやロタウイルス等のウイルス性のものが圧倒的に多いが、一部に細菌性のものがある。病原体に汚染された食物が原因であれば食中毒であるが、例えば黄色ブドウ球菌のエンテロトキシンによる食中毒は、症状がウイルス性腸炎と極めて類似するため、急性胃腸炎と診断される可能性がある。