『忠経』(ちゅうきょう)は、中国の経書の一つ。『孝経』(特に今文)に擬して述作せられ、18章からなり、その章名も『孝経』に照応している。日本においても、江戸時代の元禄2年に、宇都宮遯庵の跋文を草したものがある。 内容はその題の通り、主君に仕える忠孝の道、忠道を概説した経典である。