弘メ(ひろめ)は、江戸時代の風習。同業者の株仲間に加入した者や、新規に土地の地主になった者、役職に就いた大名・旗本などが、先輩に当たる者たちやその他の関係者に、その事実を周知して金銭や贈り物を配る慣習である。「広め」「披露目」とも記述される。現代の結婚披露宴は、その民俗的な名残である。