対州馬(たいしゅうば、たいしゅううま)は、対馬(長崎県対馬市)を中心に飼育されてきた日本在来種の馬。古墳時代に朝鮮半島より移送し、日本へもたらされたと考えられている。 他の日本在来種と同様、147センチメートル以下のポニーに分類される小柄な馬だが、険しい山道の多い対馬にあって、かつては農耕馬や木材・農作物・日用品等の運搬に用いる駄馬として活躍し、生活に欠かせない存在であった。坂路への適応と温順な性質を特徴とする。