大覚野峠(だいがくのとうげ)は、秋田県中央部、北秋田市と仙北市の境にある峠である。一級河川米代川水系阿仁川支流の繋沢と、一級河川雄物川水系玉川支流の桧木内川との分水嶺をなす。標高は583m。近接する国道105号の峠を指すこともあり、こちらは標高518m。峠には仙北方面から来た人々と阿仁方面から来た人々が互いに運んできた物資を交換する場所があり、米と野菜や毛皮などが交換された。炭や衣服その他の売買も行われた。