四天王プロレス(してんのうプロレス)は、1990年代に日本のプロレス団体全日本プロレスに所属するプロレス四天王と呼ばれたプロレスラーの三沢光晴・川田利明・田上明・小橋健太が中心となって行った試合スタイル。 リングアウトや反則などプロレスが持つ不透明な要素を排除してピンフォールによる決着のみを目指し、相手を立ち上がれない状態に追い込むために脳天から垂直に落下させる技や高角度でリングから場外に落とす技を多く繰り出した。四天王プロレスは全日本プロレスが興行の目玉であった鶴龍対決を失った状況下で成立し、プロレスファンからの熱狂的な支持を集めた。その影響はプロレス界全体に及び、多くの団体が試合において危険な技を応酬させるようになったともいわれ功罪がある。