営団(えいだん)とは、1941年(昭和16年)以後、近衛内閣における国家総動員体制の下、国策会社とともに誕生した「官民協力」の性格を有する、公法人でも私法人でもない中間形態の特殊法人をいう。個別に制定される特別法により設立された。 営団の語源は、経営財団を略したものである。厚生省所管の住宅営団、鉄道省所管の帝都高速度交通営団(営団地下鉄)、農林水産省所管の食糧増産政策を目的とする(以上を便宜上、三営団と呼ぶ。以下同じ)に始まり、戦時下において他にも設立された。帝都高速度交通営団を除き、終戦後に連合国軍最高司令官総司令部 (GHQ) の方針の下で国策会社とともに廃止され、一部の業務はその後設立された行政機関としての公団に引き継がれた。唯一法人名として存続した帝都高速度交通営団も、2004年(平成16年)4月1日に東京地下鉄(通称・東京メトロ)の発足により消滅し、「営団」と称する法人は現存しない。