善養院(ぜんよういん)は、東京都世田谷区新町にある寺院。曹洞宗に属し、豪徳寺の末寺として元和2年(1616年)に創建されたと伝えられる。江戸時代と明治時代の計2回、火事で全焼したが、明治8年(1884年)に再建された。本堂及び庫裏は、平成20年(2008年)に世田谷区登録有形文化財に登録された。 この寺院には、古狸と和尚が意地を張り合う「善養院のちんちろりん」という昔話が伝わっている。