古細菌(こさいきん、ラテン語、英語:archaea/アルカエア、単数形:archaeum, archaeon、英語発音: [ɑrˈkiːə]、アーキア)は、生物の主要な系統の一つである。細菌(バクテリア)、真核生物(ユーカリオタ)と共に、全生物界を3分している。古細菌は形態や名称こそ細菌と類似するが、細菌とは異なる系統である。高度好塩菌、メタン菌、好熱菌などが良く知られている。 日本語では「古細菌」または「アーキア」が呼称されることが多い。「始原菌」(しげんきん)も使われる。「古細菌」という名称は、「菌」および「細菌」を名前に含むが、菌類(真菌)や細菌(真正細菌)とは異なる。