叡尊(えいそん、えいぞん、建仁元年〈1201年〉 - 正応3年8月25日〈1290年9月29日〉)は、鎌倉時代中期に活動した僧で、真言律宗を興した。字は思円(しえん)。諡号は興正菩薩(こうしょうぼさつ)。興福寺の学僧・の子で、大和国添上郡箕田里(現・奈良県大和郡山市内)の生まれ。鎌倉仏教を代表する一人で、廃れかけていた戒律を復興し、衰退していた勝宝山西大寺(南都西大寺)を再興したことで知られる。