印融(いんゆう/いんにゅう、1435年(永享7年) - 1519年9月8日(永正16年8月15日))は、室町時代の日本の学僧。『杣保隠遁鈔』を代表とする著作と多数の写本を残しており、1508年(永正5年)に書写した『塵袋』は国の重要文化財に指定されている。晩年は関東における真言宗の復興に努め、入寂の後、関東の談林60余ヶ所では印融の肖像を掲げて毎年供養したという。2018年(平成30年)には500回忌法会が三会寺と観護寺で行われた。