前門大街(ぜんもんだいがい)は、中華人民共和国北京市にある大通り。正陽門(前門)から天橋路口までの南北およそ1キロメートルで、西城区と東城区の境界をなす。通りの南側は地区につながり、西側には地区、東側には鮮魚口地区がある。正陽門の北側は天安門広場である。 前門大街から大柵欄・鮮魚口にかけては明清時代から続く歴史的な商業地区であり、全聚徳や同仁堂、張一元などの中国を代表する老舗が数多くある。下町風情を残す繁華街として知られ、日本では「北京の浅草」と呼ばれることもあった。