元老院議官(げんろういんぎかん)は、明治時代初期に存在した日本の立法機関・元老院(1875年 - 1890年)を組織した議員。華族・官吏・学識者の中から勅任された。明治後期以降、天皇の諮問を受けて首相推奏を行った元老との直接の関係はない。 元老院は1890年に帝国議会開設に伴って廃止されたが、廃止時の元老院議官定員91名のうち、27名が貴族院の勅選議員になり、引き続き立法機関を構成した。