五百円硬貨(ごひゃくえんこうか)は、日本国政府(財務省)が発行する貨幣で、額面500円の硬貨である。五百円玉(ごひゃくえんだま)、五百円貨、五百円貨幣とも呼ばれる。 記念硬貨などを除いた一般流通硬貨において、額面金額500円の硬貨は日本の硬貨で最高額であるばかりでなく、世界でも有数の高額面硬貨である。このことが韓国の500ウォン硬貨など、低額面の硬貨による大量の通貨変造事件(後述)を招き、2000年(平成12年)には緊急改鋳を余儀なくされた。その後も紙幣(現代の日本では日本銀行券)と同様に、概ね20年程度の間隔で偽造防止を目的として新たな偽造防止技術を盛り込んだものに刷新されている。