于山島(うざんとう、ウサンド、우산도)は、1431年に朝鮮で編纂された『太宗実録』の太宗十七年(1417年)の項に記述されたものから、1908年に編纂された『増補文献備考』「輿地考」まで、朝鮮の数多くの歴史書や地図に登場している島。朝鮮半島の東、現在の鬱稜島周辺に描かれているが、実際のどの島に当たるかは分かっていない。「于山」という名称は1145年に編纂された『三国史記』に512年の史実として「于山国」という名称で記載されたものが最も古い。 現在、韓国では于山島を現在の竹島(独島)であるとしている。