中英語(ちゅうえいご、英語: Middle English)または中期英語(ちゅうきえいご)、中世英語(ちゅうせいえいご)は1066年のノルマン・コンクエスト以後15世紀後半頃までの英語の名称である。文章に方言による大きな揺れが見られる。印刷の普及によって古英語の時代に用いられたにかわってロンドンの方言()をもとに文語が形成された。そして、ラテン系言語であるオイル語の系統のフランス・ノルマン語の語彙がノルマンディー公側近の貴族により大量に流入した。またこのころのスコットランド南東部のがスコット人の話す英語いわゆるスコットランド語につながる。中英語以後1650年頃までを初期近代英語という。なお近代英語は中英語からの大母音推移を蒙ったため、両者の音韻組織は大幅に異なる。

Property Value
dbo:abstract
  • 中英語(ちゅうえいご、英語: Middle English)または中期英語(ちゅうきえいご)、中世英語(ちゅうせいえいご)は1066年のノルマン・コンクエスト以後15世紀後半頃までの英語の名称である。文章に方言による大きな揺れが見られる。印刷の普及によって古英語の時代に用いられたにかわってロンドンの方言()をもとに文語が形成された。そして、ラテン系言語であるオイル語の系統のフランス・ノルマン語の語彙がノルマンディー公側近の貴族により大量に流入した。またこのころのスコットランド南東部のがスコット人の話す英語いわゆるスコットランド語につながる。中英語以後1650年頃までを初期近代英語という。なお近代英語は中英語からの大母音推移を蒙ったため、両者の音韻組織は大幅に異なる。 (ja)
  • 中英語(ちゅうえいご、英語: Middle English)または中期英語(ちゅうきえいご)、中世英語(ちゅうせいえいご)は1066年のノルマン・コンクエスト以後15世紀後半頃までの英語の名称である。文章に方言による大きな揺れが見られる。印刷の普及によって古英語の時代に用いられたにかわってロンドンの方言()をもとに文語が形成された。そして、ラテン系言語であるオイル語の系統のフランス・ノルマン語の語彙がノルマンディー公側近の貴族により大量に流入した。またこのころのスコットランド南東部のがスコット人の話す英語いわゆるスコットランド語につながる。中英語以後1650年頃までを初期近代英語という。なお近代英語は中英語からの大母音推移を蒙ったため、両者の音韻組織は大幅に異なる。 (ja)
dbo:iso6392Code
  • enm
dbo:iso6393Code
  • enm
dbo:wikiPageID
  • 502524 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 3873 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 82377019 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-en:fam
prop-en:familycolor
  • インド・ヨーロッパ語族 (ja)
  • インド・ヨーロッパ語族 (ja)
prop-en:iso
  • enm (ja)
  • enm (ja)
prop-en:name
  • 中英語 (ja)
  • 中英語 (ja)
prop-en:nativename
  • (ja)
  • (ja)
prop-en:region
prop-en:script
prop-en:vitality
  • extinct (ja)
  • extinct (ja)
prop-en:wikiPageUsesTemplate
dct:subject
rdf:type
rdfs:comment
  • 中英語(ちゅうえいご、英語: Middle English)または中期英語(ちゅうきえいご)、中世英語(ちゅうせいえいご)は1066年のノルマン・コンクエスト以後15世紀後半頃までの英語の名称である。文章に方言による大きな揺れが見られる。印刷の普及によって古英語の時代に用いられたにかわってロンドンの方言()をもとに文語が形成された。そして、ラテン系言語であるオイル語の系統のフランス・ノルマン語の語彙がノルマンディー公側近の貴族により大量に流入した。またこのころのスコットランド南東部のがスコット人の話す英語いわゆるスコットランド語につながる。中英語以後1650年頃までを初期近代英語という。なお近代英語は中英語からの大母音推移を蒙ったため、両者の音韻組織は大幅に異なる。 (ja)
  • 中英語(ちゅうえいご、英語: Middle English)または中期英語(ちゅうきえいご)、中世英語(ちゅうせいえいご)は1066年のノルマン・コンクエスト以後15世紀後半頃までの英語の名称である。文章に方言による大きな揺れが見られる。印刷の普及によって古英語の時代に用いられたにかわってロンドンの方言()をもとに文語が形成された。そして、ラテン系言語であるオイル語の系統のフランス・ノルマン語の語彙がノルマンディー公側近の貴族により大量に流入した。またこのころのスコットランド南東部のがスコット人の話す英語いわゆるスコットランド語につながる。中英語以後1650年頃までを初期近代英語という。なお近代英語は中英語からの大母音推移を蒙ったため、両者の音韻組織は大幅に異なる。 (ja)
rdfs:label
  • 中英語 (ja)
  • 中英語 (ja)
owl:sameAs
prov:wasDerivedFrom
foaf:isPrimaryTopicOf
foaf:name
  • 中英語 (ja)
  • 中英語 (ja)
is dbo:wikiPageRedirects of
is dbo:wikiPageWikiLink of
is prop-en:ancestor of
is prop-en:language of
is prop-en:公用語 of
is owl:sameAs of
is foaf:primaryTopic of