三科(さんか)とは部派仏教における、世界を在らしめる『一切法』を分類した三範疇、五蘊(五陰)・十二処・十八界をいう。蘊・処・界、または陰・界・入と略すこともある。また、六根・六境・六識の三範疇をいうこともある。