三居沢発電所(さんきょざわはつでんしょ)は、宮城県仙台市青葉区荒巻字三居沢にある水力発電所。1888年(明治21年)、宮城紡績会社によって設立され、現在は東北電力が管理・運用を行っている。記録に残るものとしては日本で最初の水力発電所である。また、日本で最初のカルシウムカーバイド製造地でもある。 1999年(平成11年)8月23日、発電所の建屋が登録有形文化財(建造物) 第04-00025号に登録された。2008年(平成20年)10月には、三居沢発電所関係の機器・資料が日本機械学会の定める機械遺産第26号に認定された。さらに2009年(平成21年)、経済産業省が定める「近代化産業遺産群・続33(化学工業)」の一つとして認定されている。