ルドラ (रुढ्र [rudra]) は、インド神話に登場する暴風神である。その名は「泣く、吠える」を意味する語根 rud に由来し、「咆哮を上げる者」「叫ぶ者」を意味する。仏典における漢訳名は嚕捺羅、嚕拏羅、魯捺羅(ろだら)。 『リグ・ヴェーダ』では3篇の独立讃歌、一部がソーマに割かれている讃歌1篇、またソーマと共有する讃歌1篇がある。