メクリン部(モンゴル語: Mekrin、中国語: 乜克力)とは、クムル(ハミ)の北東、天山山脈東端に居住していた遊牧民である。唐代の頃より存在しており、元代には「滅乞里」、明代には「乜克力」あるいは「野乜克力」と記録されている。『集史』「部族志」ではベクリン/メクリン(Bekrīn/Mekrīn,مکرین/بکرین)部族として記されている。