バーラクザイ朝(Barakzai dynasty)は、19世紀中盤から1973年までアフガニスタンに存在した王朝。首都はカーブル。 中央アジアがロシアとイギリスの対立(グレート・ゲーム)の舞台となる中で、両者の対立を利用しつつ3度にわたってイギリスと戦争を繰り広げ(アフガン戦争。1838年 - 1842年、1878年 - 1881年、1919年)、独立を確保して現在のアフガニスタンの国境線を画定した。外敵との戦いは「アフガン人」の国民意識の形成にも寄与した。