ネルトゥス(Nerthus)とは、ゲルマン人がキリスト教化以前に信仰していた多神宗教における豊穣を司る女神である。ネルトゥスは、紀元1世紀ローマの歴史家タキトゥスにより、彼の民族誌的な著書『ゲルマニア』の中でその存在が裏付けられている。