ナムブイ(Nambui, 生没年不詳)は、モンゴル帝国第5代皇帝クビライの皇后(ハトゥン)の一人。自らの叔母でクビライの第一皇后であったチャブイの死後に娶られ、チャブイの正宮としての地位を受け継いだ。 『元史』などの漢文史料では南必(nánbì)、『集史』などのペルシア語史料ではنمبوى خاتون (namubūī khātūn) と記される。