トカラ馬(トカラうま)は、ウマの一品種で日本在来馬である。トカラ列島(鹿児島県鹿児島郡十島村)の宝島、および奄美諸島の喜界島で飼育された。 宝島へは明治30年ごろに喜界島から農業用として移入された。1952年に宝島で確認され、1953年に鹿児島県の天然記念物に指定された。 体高はおよそ100-120cmと小型で、在来馬の中でも最小クラス。ポニーに分類される。毛色は鹿毛のものがほとんどである。暑さに強く、農耕や運搬、サトウキビ搾りなどに利用されてきた。