カンクリ(Qangli)は、12世紀から13世紀ごろカザフステップに存在したテュルク系の遊牧民族。ホラズム・シャー朝において強い勢力を持ち、モンゴル帝国によって征服された。『金史』『元史』などの中国史料では康里と表記される。元朝期にはいわゆる色目人として有力者を輩出した。