カボチャ陳情団(カボチャちんじょうだん)は、1924年(大正13年)に存在した日本の民間団体の通称。北海道における鉄道省石北線(現:北海道旅客鉄道石北本線)上川駅 - 遠軽駅間の着工無期延期に際し、北海道遠軽村(現在の遠軽町域に相当)から延期の撤廃と工事再開を求めて上京し、国会や各界の有力者たちに陳情を行なった。鉄道無くしてはカボチャしか食べられない貧しい日々が続くことを知らしめるため、地元産のカボチャを弁当として持参して活動していたことから、マスコミなどからこの名で呼ばれ、日本全国で大きな話題となった。