アンリ・コルバン(Henry Corbin, 1903年4月14日生於パリ - 1978年10月7日没於パリ)は、フランスの哲学者、翻訳家、東洋学者。イランのイスラーム思想、その中でも特に、グノーシス主義的シーア派思想を出発点とする哲学を展開した。 また、スフラワルディー、モッラー・サドラー、、イブン・アラビーとその弟子、ハイダル・アーモリーといったスーフィーの古典文献の翻訳をした。また、その解釈を通してグローバル化の途中にある哲学の地平を少しずつ押し広げた。