アンノン族(アンノンぞく)とは、1970年代中期から1980年代にかけて流行した現象を表す語。ファッション雑誌やガイドブックを片手に一人旅や少人数で旅行する若い女性を指した。旅行の主役として女性客が重視される最初の契機となった現象。同時代の若人の旅行スタイルであるカニ族と共に、現在では廃語(俗に言う「死語」)となっている。