アレクチニブ(Alectinib)は、中外製薬が創薬したALK()阻害薬であり、ALK 融合遺伝子陽性の非小細胞肺癌(NSCLC)の治療に用いられる。同種同効薬のクリゾチニブに耐性となった患者でも効果が期待できる。クリゾチニブやセリチニブと異なり、ベンゾ[b]カルバゾール骨格を有する。各種キナーゼの中でALKへの選択性が極めて高い。商品名アレセンサ。開発コードAF802、RG7853。