WASP-17 はスペクトル型F型に分類される恒星で、太陽系からさそり座の方向に約1,340光年離れた位置にある。見かけの等級が11.6等級と暗く、太陽系近傍の天体でもないため注目を集めることはなかったが、2009年に逆行軌道を持った最初の太陽系外惑星 WASP-17b が発見され、広く知られるようになった。