PZL P.7は、1930年代初頭にワルシャワのPZLで開発されたポーランドの戦闘機である。1933年にポーランド空軍の主力戦闘機として採用された本機は、初めて量産に移された全金属製単葉機のなかのひとつであり、当時としては最先端の構造をもっていた。しかし1930年代の末には旧式化し、後継のPZL.P11cに交代した。P.7は少数が1939年まで現役にあり、数十機がポーランド防衛戦争に参加、若干の撃墜戦果を挙げた。