LA音源(エルエーおんげん)1987年発売のシンセサイザーD-50に初めて搭載されたローランド初のフルデジタル音源である。 LA音源はLinear Arithmeticの頭文字をとったもので、アナログシンセサイザーと同じように直感的な音作りを目指し、FM音源のわかりにくさを克服した新しいデジタル音源として多くの支持を集めた。D-50のLA音源はLA32と呼ばれる型式のチップとして実装された。その後、デジタルエフェクターなどを省略した下位グレードの製品にもD-50と同等のLA音源チップが搭載された。同一チップによる多品種展開は、1980年代の段階では珍しい製品展開の方法であり、先駆けにもなった。 2004年3月にはVariOS/V-Synthを完全な形でD-50に置き換えるV-Card VC-1も発売されたが、あくまでオプション製品として扱われた。その後、2017年9月29日にRoland BoutiqueシリーズでDCB(Digital Circuit Behavior)テクノロジーを用いてコンパクトかつ忠実にD-50を再現したD-05が発売されたことで、LA音源は現役で使える音源ライブラリの1つとなった。

Property Value
dbo:abstract
  • LA音源(エルエーおんげん)1987年発売のシンセサイザーD-50に初めて搭載されたローランド初のフルデジタル音源である。 LA音源はLinear Arithmeticの頭文字をとったもので、アナログシンセサイザーと同じように直感的な音作りを目指し、FM音源のわかりにくさを克服した新しいデジタル音源として多くの支持を集めた。D-50のLA音源はLA32と呼ばれる型式のチップとして実装された。その後、デジタルエフェクターなどを省略した下位グレードの製品にもD-50と同等のLA音源チップが搭載された。同一チップによる多品種展開は、1980年代の段階では珍しい製品展開の方法であり、先駆けにもなった。 2004年3月にはVariOS/V-Synthを完全な形でD-50に置き換えるV-Card VC-1も発売されたが、あくまでオプション製品として扱われた。その後、2017年9月29日にRoland BoutiqueシリーズでDCB(Digital Circuit Behavior)テクノロジーを用いてコンパクトかつ忠実にD-50を再現したD-05が発売されたことで、LA音源は現役で使える音源ライブラリの1つとなった。 (ja)
  • LA音源(エルエーおんげん)1987年発売のシンセサイザーD-50に初めて搭載されたローランド初のフルデジタル音源である。 LA音源はLinear Arithmeticの頭文字をとったもので、アナログシンセサイザーと同じように直感的な音作りを目指し、FM音源のわかりにくさを克服した新しいデジタル音源として多くの支持を集めた。D-50のLA音源はLA32と呼ばれる型式のチップとして実装された。その後、デジタルエフェクターなどを省略した下位グレードの製品にもD-50と同等のLA音源チップが搭載された。同一チップによる多品種展開は、1980年代の段階では珍しい製品展開の方法であり、先駆けにもなった。 2004年3月にはVariOS/V-Synthを完全な形でD-50に置き換えるV-Card VC-1も発売されたが、あくまでオプション製品として扱われた。その後、2017年9月29日にRoland BoutiqueシリーズでDCB(Digital Circuit Behavior)テクノロジーを用いてコンパクトかつ忠実にD-50を再現したD-05が発売されたことで、LA音源は現役で使える音源ライブラリの1つとなった。 (ja)
dbo:wikiPageID
  • 706020 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 15034 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 90323516 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-en:wikiPageUsesTemplate
dct:subject
rdfs:comment
  • LA音源(エルエーおんげん)1987年発売のシンセサイザーD-50に初めて搭載されたローランド初のフルデジタル音源である。 LA音源はLinear Arithmeticの頭文字をとったもので、アナログシンセサイザーと同じように直感的な音作りを目指し、FM音源のわかりにくさを克服した新しいデジタル音源として多くの支持を集めた。D-50のLA音源はLA32と呼ばれる型式のチップとして実装された。その後、デジタルエフェクターなどを省略した下位グレードの製品にもD-50と同等のLA音源チップが搭載された。同一チップによる多品種展開は、1980年代の段階では珍しい製品展開の方法であり、先駆けにもなった。 2004年3月にはVariOS/V-Synthを完全な形でD-50に置き換えるV-Card VC-1も発売されたが、あくまでオプション製品として扱われた。その後、2017年9月29日にRoland BoutiqueシリーズでDCB(Digital Circuit Behavior)テクノロジーを用いてコンパクトかつ忠実にD-50を再現したD-05が発売されたことで、LA音源は現役で使える音源ライブラリの1つとなった。 (ja)
  • LA音源(エルエーおんげん)1987年発売のシンセサイザーD-50に初めて搭載されたローランド初のフルデジタル音源である。 LA音源はLinear Arithmeticの頭文字をとったもので、アナログシンセサイザーと同じように直感的な音作りを目指し、FM音源のわかりにくさを克服した新しいデジタル音源として多くの支持を集めた。D-50のLA音源はLA32と呼ばれる型式のチップとして実装された。その後、デジタルエフェクターなどを省略した下位グレードの製品にもD-50と同等のLA音源チップが搭載された。同一チップによる多品種展開は、1980年代の段階では珍しい製品展開の方法であり、先駆けにもなった。 2004年3月にはVariOS/V-Synthを完全な形でD-50に置き換えるV-Card VC-1も発売されたが、あくまでオプション製品として扱われた。その後、2017年9月29日にRoland BoutiqueシリーズでDCB(Digital Circuit Behavior)テクノロジーを用いてコンパクトかつ忠実にD-50を再現したD-05が発売されたことで、LA音源は現役で使える音源ライブラリの1つとなった。 (ja)
rdfs:label
  • LA音源 (ja)
  • LA音源 (ja)
owl:sameAs
prov:wasDerivedFrom
foaf:isPrimaryTopicOf
is dbo:wikiPageDisambiguates of
is dbo:wikiPageWikiLink of
is owl:sameAs of
is foaf:primaryTopic of