あらすじ・概要
言いたいことを我慢して無理してしまう。あるいは他人に当たってしまってうまく話せない。やりたいと思うことができない。コミュニケーションの不和に対してアサーションという概念を使い、どう解決していくか語る本。
言いたいことを言うための本
人間関係に悩むことがあったので、久しぶりにアサーションの本を読みました。
言いたいことを我慢して相手に従ってしまう、自分が本当にやりたいと思うことができない人たちの架空の例が挙げられます。それに対してアサーションでどういう解決ができるか語っていきます。
コミュニケーションを取ろうとしてもうまく行かないことはあります。それですぐ関係を諦めてしまわないで、交渉していくことが大切なのでしょう。
アサーションは楽しいばかりではなくつらさも伴います。しかし我慢するよりよほど良い、と思えるようになりたいですね。
アサーション以外の話だと、ミッションの考え方が面白かったです。
人間には人の役に立ちたいという気持ちがあって、それを叶えられる環境にいることも大事だということ。
お金や地位があっても、自分のやっていることが何の意味もないと感じることはあります。やりたいことと役に立つこと、それが重複する場所に行くのが大事だなと思いました。
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