陸前高田市探訪 「甦る記憶」リメイク版

震災前から震災を経て現在までの記録画像を纏めたリメイク版

大船渡・三陸林野火災延焼拡大中

撮影場所:大船渡市下船渡付近
撮影月日:2025/03/03撮影

大船渡市へ向かう道中、山々の数か所から煙がたなびくのを目にしながら運転しました。山火事の発生を実感しつつも、用事を済ませ、帰路につく際に下船渡付近の高台からその様子を撮影しました。

消火バケットを吊り下げて消火に向かう自衛隊の大型ヘリ

現場では、自衛隊の大型ヘリコプターが次々と消火バケットを吊り下げ、懸命に消火活動を行っていました。その姿はまさに災害と戦う最前線といった印象で、見ているこちらにも緊張感が伝わってきました。しかし、私が見た限りでは、ヘリから投下される水は一点に集中して注がれるため、延焼が広がるほど対応が難しくなっているように感じました。地上からの消火活動と連携しながら進めているとはいえ、山間部の火災は風の影響を受けやすく、予想以上に鎮火まで時間がかかるのではないかと不安が募ります。

もし、大型の軍用機に消火剤を積載し、広範囲に空中散布する方法が可能であれば、より効果的に鎮火を進められるのではないかとも考えました。しかし、そうなると周囲の田畑への影響や、近くに海があることから海洋汚染の問題も懸念されるため、慎重な判断が求められるのかもしれません。そのような背景もあって、大型機での散布は採用されていないのかもしれませんが、いずれにせよ、一刻も早く鎮火し、被害がこれ以上広がらないことを願うばかりです。

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