コメントをもらうには?
うーん
私のこのブログですが・・・現在の所、読者に恵まれ、コメントしてくれる人にもトラックバックしてくれる人にも恵まれるという非常に幸せな状態な訳です・・・が!
正直未だにさっぱりその辺りの理由は分かりません! なんで? なんで読んでくれるの? で、なんでコメントまでくれるの? という状態が続いていると言っていいです。
しかし、私なりに考えてみました。でもこのブログ自体開始からまだ一年経っていないブログですので、大いに的外れな事を言っている可能性がある事を先に明記しておきます。
切っ掛けは
先日のエントリについたブックマークコメント*1「コメントがもらえない!」でしたが・・・。
幾つかの側面から思考実験・・・というか妄想をアプローチしてみました。
やっぱり主に便所とかで*2。
まあとにかく、幾つか考えた事を列挙して、なんとか結論に導きたいと思います・・・ふー。
ブログの読者の年齢層の問題
幸いなことに、私のこのブログはメインテーマとして「ライトノベル」という主に中高生がメインの読者である本の感想を書いています。
そうすると当然中高年*3の読者は少ないですね。
でも、ネットを活用しているのはやっぱり若い世代ですから、ブログを見ている層も当然若い層という事になり、コメントとかも付け慣れているという事になりますかね?
一応参考までにこのブログの読者の年齢層を貼ったエントリにリンクしておきます。やっぱり若い世代が多いみたいです・・・男女比は悲しい事になっていますが、気にしないでください。
というわけで、
コメントが増える可能性<その1>
若い世代をターゲットにしたテーマを選ぶというのは第一のポイントかも知れない。エントリの書き方の問題
私は度々このブログで言っていますが、非常に主観的、かつ、感覚的にエントリを書きます。
気になった事をとりあえず書く、書いているうちに形になる。言いたい事が人に伝わる努力は最大限払っていますが、それが論理的であるとか客観的であるとかには気を配っていません。
エントリを読んでくれる人を「説得したい」とかカケラも思っていないので、引用とか*4、参考文献とか、統計データとか、そう言ったものは全くと言っていい程用意しません。そうするとどうなるか?
・・・もう完全な想像ですが、恐らくはエントリを読んだ人の脳内は、
反感系:「言いたい事は判るけど、証拠ねぇじゃねーか!? 納得出来ねえなあ!? あ”〜? くそう、反論のコメントしてやる!」
あるいは、
共感系:「ああ、私と同じ事を考えている殿方がこんな所に・・・い、一体どんな方なのかしら? きっと素敵な方に違いないわ! さっそくコメントしなくっちゃ!」
となるんじゃないでしょうか*5。
つまり読者の頭の中に自分でも説明が難しいモヤモヤとした感情の渦が生まれる状態ですね。
そうすると・・・。
モヤモヤするからつい何か言いたくなる → ツッコミたくなる → コメント欄に突入 → うわぁい! コメントが付いたよ!
という流れなんじゃないでしょうか。
・・・逆に言えば
論理的でデータや参考文献などをそろえたエントリ*6はそれで十分完成されているので、普通の人は突っ込めません。
反論するにせよ共感するにせよ一定以上の知識などが要求されてしまい、それだけコメントするだけの敷居が上がるんじゃないでしょうか。渾身のエントリを書いたとして、そして読者が。
「ふむふむなるほど・・・内容、データ、文章のそれぞれがよく整理されていて分かりやすい。良エントリ」
と思っても、それをコメント欄に書き込む人はあまりいないんじゃないかなあと思う訳です。ただ、エントリに書かれた内容はもちろん良いので、ブックマーク数が増えてアクセス数は上がるかも知れません。
というわけで、
コメントが増える可能性<その2>
読者の理性に作用する内容より、感情に訴えかける内容の方が良いのかも知れません。コメントをしやすい雰囲気の問題
シリアスで堅い文章を書くという事は間違いなく一つの美徳で、かつ高度な知性が要求される作業ですが、逆に言えば簡単に合いの手・・・というかツッコミを入れられるような感じではなくなります。
読み手もやっぱりそのブログに漂う空気というのを見ると思いますので、固い文章で書かれたエントリには、なんとなく簡単にコメントしづらいというのはきっとあると思います。
例えば・・・結婚式に一人だけ「スニーカーにジーンズ&パーカー」で出席したら居たたまれないキモチになると思いますが*7、それと同じで、
- 元からいた列席者(書かれたエントリ) → タキシードやドレスの雰囲気
- 途中参加者の意思を持つ人(読みに来た読者) → スニーカーにジーンズ&パーカーで露骨に普段着
というような心理状態のギャップが発生する可能性が多いにあると思います。そうすると・・・実際の式(エントリ)に参加(つまりコメント)するのが難しくなるのはまあ・・・あり得るかなあと思います。
さらに・・・読者は、今着ている普段着(普段の精神状態)から一張羅に着替える(シリアスな精神状態にする)のは多分面倒くさがるでしょう。結果として読者が何か感じたとしてもコメントしてくれない・・・のかなあとか思います。
私の話で言えば、結構そういうエントリを読んだ事がありますね。
というわけで、
コメントが増える可能性<その3>
堅苦しく振る舞わなくても良いような緊張感のない雰囲気を作る方が良いのかも知れません。総合的な結論:多くのコメントが欲しい場合に目指すものは?
「高級フレンチレストランではなく、ファミレスの空気」
なんじゃないかなあ・・・と思います。
- 高級フレンチレストランは、
- お値段高い(対象年齢が高い・・・というか特定少数になりそう)
- 空気も固い(内容の敷居が高くて、味わうにはそれなりの人としての背景が必要)
- ドレスコードもあったりする(簡単に食べに行ける所じゃない)
高級フレンチレストランには確かに一度は行ってみたいし、そこで出される食事にはとても興味がありますし、非常に価値も高いです。
が、その反面、お店の雰囲気について意見するのも、シェフを呼びつけて「美味しい/マズい」を言うのも、食材について蘊蓄たれるのも相当気合いが要ると思います。特にはてなのようにid付きならなおさらです。
それこそ海原雄山でもないとなかなか難しい。で、大抵の人はそこまで根性が太くないのじゃないかと。
逆に、
- ファミレスは、
- お値段安い(対象年齢が低い・・・というか広い)
- 空気もゆるゆる(内容も敷居が低くてツッコミが入れやすい)
- ドレスコードなぞ無いどころか、子供が走り回ってたりする事もしばしば(大声をあげてもそんなに問題にならない)
ファミレスなら中高生でも入れますし、空気がゆるいので足を運びやすいし、ウエイトレスのお姉さんにちょっかいかけるのも簡単ですし*8、美味しいやマズいも簡単に言えます。それこそ、誰でも。コーヒー一杯で何時間でも粘ろうと思えば粘れますし、料金も安い。
ファミレスの料理がマズかったとして、それにケチをつける事を躊躇う人は余りいないでしょう。
気負らなくても簡単に言いたい事が言えます。それこそ中高生でも簡単に文句が言えるでしょう。
ファミレスが良いとはいえ
でもやっぱりそこはお店だから、
「ブログの主は、人をもてなす気持ちを大切に」
という事になるのでしょうか。
安いし、凄い美味しい訳でもないし、ムードも無いけど、まあ楽しんで行って帰ってこれる店。支店の店長にある程度言いたい事も言いたいように言えれば、別にそれで店長に塩をまかれるような事もない店。それなりに足を運んでいれば、勝手知ったる他人のブログ・・・って感じで振る舞えて、しかもそれについて他の客がとがめる様な雰囲気もない店。
そんな感じがコメントしてくれる人を増やす秘訣かも知れません。
相変わらず全然根拠はないけどね!
つまり
1エントリに1回位
「僕のエクスカリバーを飲み込んでくれ」
「性的な意味で渾身の一撃を味わいたい」
「私のオナラを嗅いで〜泣かないで下さい〜♪(『千の大腸菌になって』)」
とか書いておけばブログは自然とくだけたファミレス的ムードになるわけです。
え、ならない!?
いずれにしても
これでまた一つ「脊髄反射エントリ」が出来たって事ですね!
私、脳が実はもう行方不明なのかも知れません。そしてコメントが全く付かなくなったりとか・・・うわあっ、見捨てないで下さいいいいい!