Webスキルと車の運転

今週のお題「勉強していること、勉強したいこと」

 

「勉強したいこと」でパッと思い浮かんだのが3つ。できれば今年のうちに実行したいなぁ。

 

プログラミング

学生の頃にちょっと触ったくらいで、あまり深くは学んでいない。先日の大学共通テストに「情報Ⅰ」の科目が登場したということで、これから先のことを考えたら、プログラミングの知識も少しは頭に入れたほうがいいのかな…と。たぶん「知らないの?」と言われるのが怖いだけだと思うけども。一応、年末年始の9連休を使って、Pythonはちょっとやってみた。テキスト通りにプログラムを入力すれば、その通りにできることは分かったが、今の学校の授業ではどれくらいのところまで学んでいるのだろう?

 

Webデザイン

具体的には「Photoshop」と「Illustrator」を学んでみたい。これも年末年始に初心者向けの本は借りたが、どうやら個人で楽しむ用のアプリがないらしく、学ぶことができなかった。たぶん、この2つは通信講座などを使ってしっかりと学ばなきゃいけないパターンかもしれない。自分のWebスキルの向上と表現の幅を広げるために、まずは「Photoshop」「Illustrator」の基本スキルから学びたい。今のところ、地元のパソコンスクール or 通信講座でそういうコースがあるらしい。

 

ペーパードライバー講習

半分本気で考えている。自動車免許はだいぶ前に取得したが、全くと言っていいほど運転をしていない。今のところ大抵のことはバスなどを使えば済ませられるし、そもそも自分用の車を持っていない。ただ、万が一のことが起きれば、私が運転をしなければならないケースもこれから出てくるだろう。地元の車校でそういう講習があるらしいから、これを使って車の運転に慣れるようにしたい。それに、車の運転に自信が持てたら、旅先でレンタカーを利用するという選択肢も考えることもできるし。

 

最近、「何かを学ぶこと」が好きなのかもしれないと気づいた。最近だと、地元のご当地検定やWebライティングの勉強をした。たぶん、私にとってはある種のストレス解消法なのだろう。これからのことを見据えながら、いろんなことを学んでいきたい。

 

成人の日に「大人(おとな)」について考える

今週のお題「大人だから」

 

 

今日は成人の日ですね。新成人のみなさん、おめでとうございます。

私にとっては、ちょうど10年前に成人式に行きました。朝早くから着付けとヘアメイクに行き、お腹に巻かれた帯の締め付けに苦しめながら成人式の会場に行ったことをよく覚えています。あまりにも苦しかったので、そそくさと帰った記憶があります(笑)。

 

さて、今週のお題は「大人だから」。このお題を見て真っ先に浮かんだのは、「1人でエイト(関ジャニ∞→SUPER EIGHT)のライブに行けるようになった」ですかね。それを印象付けるのが、過去2回行われた47都道府県ツアー(2回目はコロナの影響で途中から中止)の長崎公演です。

1回目は長崎市内で、私が中学1年生のときに母と一緒に観に行きました。初めて生のエイトを観たのもこのライブでした。座席はスクリーンが半分見切れるほどのハズレ席でしたが、アンコールでのマル氏の笑顔でチャラになりました。

それから12年後。2回目の長崎公演は島原が会場。この公演は私一人で観に行きました。自分で稼いだお金でチケット・グッズ代や交通費などの必要経費を捻出したり、乗るべき電車の調整やライブまでの待ち時間の過ごし方を考えたりしていました。ちなみに、この時は、島原城に行ったり、具雑煮かんざらしなどを食べたりして、ライブまでの時間を過ごしていました。

今考えると、大人になったから自分の采配で決めることができるようになったんだなぁとしみじみ。1回目のときはまだ中学生だったから、ライブの必要経費は親が出していたし、移動も親に頼っていました。大人になって働きに出て、自分でお金を稼ぐようになったことで、自分の力でエイトのライブに足を運ぶことができました。

 

この先、いろんな壁にぶつかることがあると思いますが、大概はなんとかなります。とりあえずやってみる。何度も試してみる。それでも難しいと思ったら別の方法を考えたり誰かを頼ったりしてみて、再びやってみる。自分が持っているものをやりくりして自分の采配で何かをすること。これは「大人だから」できることかもしれませんね。

 

年末年始、何してた?

年末年始の9連休は、来年もあるらしいよ。

 

2024年から2025年にかけての年末年始は、できるだけ普通の平日と同じように過ごすことを心がけていました。何せ9連休だったので、仕事始めの日が憂鬱になることを防ぎたかったのです。そんな年末年始に何をしていたのか、簡単にまとめようと思います。

 

 

人生で初めて「初日の出」を見た

30代になって初めて、です。それまでは、カウコンの年越し生中継でキンキの光一さんのお誕生日を祝うことが恒例行事だったので、夜遅くまで起きていました。当然、起きる時間も遅いので、初日の出を見たことがなかったのです。

みそかの夜、何気にスマホで天気アプリを見ていたら、翌日の天気が「晴れ」。我が家から海や島が見えますが、その向きは東。つまり、元日の朝は初日の出がバッチリ見られる絶好のタイミングでした。

翌日の朝はいつもより早く起きて、近所をウォーキング。海が見えるところを歩いていると、同じように初日の出を待っている人がちらほらいました。日の出時刻の10分前にスタンバイし、太陽が出てくるのを待つ。島の裏から朝日が覗かせ、空がだんだん明るくなっていく。空も薄暗い青から、白やオレンジのグラデーションになっていて、見たことのない景色にワクワク。そして、太陽がゆっくりと昇っていき、光の道ができていました。私は光過敏があるので、太陽のまぶしさに目を背けてしまいましたが、暖かな陽射しに包まれ、冷えていた体もポッと温まりました。こうして新年の朝を迎えました。

 

4回ジムに行った

上に書いたように、平日のような生活リズムにしようと考えていたので、年末年始の9連休のうち4回ジムに行きました。ほぼ1日おきに行っていて、我ながらよく頑張ったなぁと思います。

私が通うジムでは、「健康維持」「筋力アップ」などのトレーニングメニューの用紙が10コースくらい置かれています。私はその中から「ダイエット(週3回)」のコースを参考にして、年末年始の運動に励んでいました。

筋トレのメニューが日によって上半身だけ or 下半身だけになっていたのが、私の体力ペースにも合っていたのが良かったかもしれません。また、30分のウォーキングのときに、アマプラで『水曜どうでしょう』を観ながらやっていました。そのおかげで30分があっという間に終わったというのも、頑張れた要因のひとつだと思います。

本当はあと1回行きたかったんですが、いつも以上に頑張った反動で頭痛と右股関節痛が出現…。「ダイエット(週1回)」のコースもあったので、週1ジムの習慣を続けていきたいです。

 

三日月と金星が見られた

帰宅途中にふと空を見上げたら、三日月の横に明るい星が輝いていました。スマホで方位磁針アプリを開いてみると、南西の方角を指していました。これは何?しかも、星にしてはめちゃくちゃ明るくない?不思議に思いながらパシャと写真を撮り、帰路に着きました。

その日のうちに、あの星の正体を調べてみました。天気のニュースサイトによると、三日月のすぐそばにあった明るい星は「金星」だったようです。そのことを知った私は心躍りました。そして、私は確認していないんですが、三日月の近くに土星もあったそう。「へぇ~」と思いながら、記事を読み進めました。

そうそう、南西の空に三日月と金星を見つけたのですが、その逆方向の北東辺りの空にも明るい星がポツンと光っていました。あれは何だったのだろう?

 

 

こーんな感じで、年末年始を過ごしましたとさ。

 

2024年の振り返りと、2025年の目標

今週のお題「2024こんな年だった・2025こんな年にしたい」

 

 

2024年は、本に触れる機会が多い年でした。映画を観る時間が削られたほど、読書量が増えましたし、あちこちの本屋さんで本を買う機会もたくさんありました。

読書量に関しては、通勤で読む用と自宅で読む用の2冊を同時進行で読んでいたというのが大きな要因です。そのため、図書館で本を借りる時も、それを意識しながら本を選びました。通勤用では短い章でも区切れるような本を、自宅用では写真やページ数が多めの本をよく読んでいました。ただ、読んだ本は増えたものの、読み終わった本の感想を書くという点では、ちょっと反省しなきゃなとも思いました。質より量を選んでしまったので、一つ一つの感想がちょっと薄いというか。読み終わってしばらくして「あれはどんな本だったっけ?」となるのが多かったので、もったいないことをしてしまったなぁと反省。今年は、もう少しペース配分をゆっくりにして、じっくりと一つ一つ読んでいきたいです。

もう一つ本のことでいうと、2024年は本屋さんに足を運ぶ機会が多かった年でした。地元の大型書店だけでなく、旅先で見つけた個人経営の本屋さんでも本を買っていました。最近の本屋さんはとても面白くて、棚オーナーがあるところ、とある作家さんの本が目立つところに平積みされていたところ、ZINEが置かれていたところなど、個性豊かな本屋さんがちらほら。また、とある本屋さんでは選書サービスがあったので、自分の誕生日記念にそれを利用して本を買うこともありました。あちこちの本屋さんで1冊お買い上げしたので、本が数冊積読状態になっております(笑)。今年こそは読んでおきたい…。

 

 

2025年は、自分の「好き」や「感動」を素直に伝えられる年にしたいです。本だけでなく、最近見た映画、旅で感じたこと・食べたもの、何かの体験をして得られたこと、自分の興味あることなど、自分の好きなもの・こと、そして感動を自分の言葉で伝えることができるようになりたいです。何に感情を動かされたのか、その時に自分がどう思ったのかを可視化することで、自分のことをより深く知ることができるのではないか。そう思っています。そのために、このブログを新しく立ち上げたのかもしれないです。リハビリ…とまでは言いませんが、どうかこのブログを通して見守っていただけたらなと思います。

 

と言いつつ、まずはマイペースにのんびりとゆるーく続けることを目指したいと思います。改めて、本年もよろしくお願いいたします。

 

2024年 マイベストムービー 10本

さぁて、2024年のマイベストムービーは?

 

2024年の1年間で観た中で、個人的に面白かった作品を10作紹介します。劇場公開作だけでなく、テレビでの放送やDVD(Blu-ray)レンタル、動画配信などで観た作品も含まれています。1年のうちに2回観た作品は1カウントで計算。そのようなルールで、2024年観た本数は36作品。前年より9作品減となりました。たぶん、読書量増加に伴い、映画を観る時間が少なくなったことが主な要因でしょう。

そして、以前まではランキング形式で紹介していましたが、今回からは順位をつけずに面白かった作品を紹介するスタイルにしています。分かりやすいように五十音順で紹介します。さて、どんな作品が選ばれたのでしょうか。もしかしたら、ネタバレがあるかもしれません。

 

 

ALWAYS 三丁目の夕日』(2005)

東京タワーが完成する前の下町が舞台。いろんな家族が描かれていて、心があったまる物語だった。血がつながっていても、赤の他人同士でも、距離が離れていても、もう会えなくても、誰かを思いやって生きている。そういう深いつながりがある昭和の人たちの姿を見て、令和を生きる私はとても羨ましく思った。だから昭和に憧れがあるのかもな。

 

グラン・トリノ』(2008)

やはり、クリント・イーストウッドは人間ドラマを描くのが上手い。気難しい性格で人と接してこなかった主人公が、隣人のアジア系の姉弟との交流をきっかけに次第に心を開いていく。自らの最期を悟った主人公は、姉弟の幸せを願い、自らの命と引き換えに彼らを守った。ラストシーンは悲しさと優しさがミックスしたような、言葉では表せない気持ちになった。

 

『告白』(2010)

承認欲求、心の闇、誤った正義感…。これらの負の感情が溢れていた作品だった。登場人物の「告白」で物語が展開していくが、その1つ1つが重要な手掛かりとなっていて、やがてスケールの大きな復讐へとつながっていく。それに気づいた時には、ゾクゾクと身震いするほどの恐怖を感じた。登場人物たちの狂気をテンポよく描かれていて、ひと時も目が離せない。湊かなえの原作も読んでみたい。

 

『THE FIRST SLAM DUNK』(2022)

マンガが動いているかのようなアニメ映画で、こんなの見たことないや。『スラムダンク』はほぼ知らない世代だが、それでも楽しく観られた。バスケってこんなに熱くさせるんだ。また、試合と同時進行で登場人物の背景も描かれているから、どんな気持ちでコートに立っているのかが分かって、思わず感情移入してしまう。一瞬も目が離せない作品。

 

戦場のピアニスト』(2002)

重い。だけど、人生で1回は観るべき作品だ。ここまでリアルにホロコーストを描いている作品はめったにない。市民の視点で描かれるため、恐怖や孤独がより伝わる。目を背けたくなる場面が多くあるが、それも実際に行われていた現実。それに向き合って何を感じるか、どう考えるかということが大事だと思わせる作品だった。

 

『バジーノイズ』(2024)

主人公の清澄の心情描写が素晴らしかった。音楽ができる環境が整ったとしても、一人で黙々と作る表情はどこか乏しい。仕事としてではなく、「誰かに聴かせたい」という気持ちが大きければ、メロディや歌詞がどんどん浮かんでくる。たまたま上の階にいたヒロイン・潮に見つかったからこそ、本当の意味での音楽の楽しさに触れられたと思う。ラストの清澄の笑顔はそれを物語っているようでグッと来た。

 

はたらく細胞』(2024)

アニメ版は第1クールだけ観た。実写版では、細胞たちの世界と人間の世界(漆崎親子)が行ったり来たりしているから、より具体的なイメージができて面白かった。人間がケガや病気をしたときに、体の中ではどんなことが起きているのか、細胞たちがどんな働きをしているのかがとても分かりやすい。赤血球の酸素を運ぶ役目がここまで重要だったとは…。そして、白血球さんのアクションがやっぱカッコよかった。

 

フラガール』(2006)

意外と面白かった。物語のテンポも良いし、笑いも涙もある。スポ根ドラマかと思ったら、時代の流れもちゃんと描かれている。逃げるように福島にやって来た先生と、閉鎖的な環境で生きている少女たちがフラダンスを通して絆を深める。少女たちの生き生きした姿や表情がとても煌めいていた。周りの大人たちも、少女たちのために新たな産業に協力するところにもグッときて微笑ましくなった。

 

『矢野くんの普通の日々』(2024)

「普通」って誰が決めつけているんだろう?一人ひとり変わっているから良いのに。それぞれが変わっているから、自分に足りないところを周りに助けられたり、逆に自分から手を差し伸べたりすることができる。この作品の登場人物たちは優しい人ばかりで、矢野くんの周りは優しさで溢れていた。その逆もしかりで、矢野くんの優しさが周りを笑顔にしたり弱った心をほぐしたりしている。

個人的に、ヒロインの吉田さんの過度な心配症が痛いほど共感した。あんなショッキングなできごとがあったら、そりゃ矢野くんの危なっかしさに手を差し伸べてしまうよな…。

 

『夜明けのすべて』(2024)

この作品で描かれている世界は、まるで理想郷のようだった。こんな優しい世の中だったら、もっと生きやすいのに。藤沢さんが生理痛に苦しむシーンは共感しかない。気持ちが不安定になるから辛いよなぁ。山添くんのパニック障害が想像以上に深刻だった。それぞれ異なる苦しみを持ちながらお互いに助け合う。同志みたいな関係性っていいなぁと思った。周りの大人たちも2人それぞれの苦しみを理解できる人たちで羨ましい。

 

 

以上の結果となりました。洋画が少ない…。

さて、今年はどんな作品を観ましょうかね。アマプラやネトフリでしか観られない作品で気になるものが溜まってきているので、今年は動画配信で観る機会が多い気がします。昨年はあまり映画館に行っていなかったので、無理のない範囲で足を運びつつ、昨年までに公開された映画もいろんな媒体で観ていけたらなと思います。今年はもうちょい本数を増やしたいですなぁ。

 

2024年に読んだ本で面白かったものを並べてみる

2024年に読んだ本は71冊。そんなに読んでいたとは…!

 

2024年に読んだ本の中から、面白かったものを挙げてみました。やはり、図書館で借りることが多かったため、それっぽく並べてみます。( )の数字は、そのジャンルで読んだ冊数です。

 

 

【総記(11)】

『あのとき売った本、売れた本』

某大型書店の元店員によるコラムをまとめた1冊。当時売れた/売った本のエピソードがコミカルな文章で書かれているから、思わず笑ってしまうところもあった。また、元書店員のコラムということもあり、本を仕事にする職場の裏側も知れるので、本好きとしてはたまらない。普段行く本屋がより近い存在になった気がする。

『企業ミュージアムへようこそ 上・下巻』

上・下巻合わせて33社の企業ミュージアムが紹介されている。どのミュージアムも面白そうで、知的好奇心をくすぐる。歴史の教科書に載っていない生活史はここで学べそうだ。一度は足を運んでみたいものばかりで、アドミュージアム東京や島津製作所第一三共ダスキンの企業ミュージアムは特に興味を持った。

 

【哲学(4)】

『最強に面白い哲学』

すでにある「あたりまえ」を疑い、別の視点から捉え直す。哲学は、ある問いに関する答えが1つだけとは限らない学問だと思った。哲学から他の学問に枝分かれしていくことも書かれていたが、これは人類の歴史のなかでごく最近のことであることに驚いた。そして、哲学の対象はこれからどんどん広がっていく。常に更新をし続ける学問だ。

 

【歴史(7)】

『今こそ学ぼう地理の基本 防災編』

地図って大事だな、と思った。ハザードマップでどういう危険性があるかを確かめるだけでなく、想定以上のことも考えて自分たちで防災力を高めることが重要だと知った。自然の営みの上で私たちの生活があるということをしっかりと認識していきたい。国土地理院で防災に関する地図が見られるということも、この本で知った。

『スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日』

写真とテキストの日めくりカレンダー形式で、スイスの特徴や国民性、食、季節、イベント、有名スポットなどがまとめられている。365日分あるため読むのは大変だったが、1つ1つのテーマが分かりやすいし読みごたえがあった。ページをめくるのが楽しかった。

 

【社会科学(16)】

『給食の謎 日本人の食生活の礎を探る』

“給食マニア”の男性栄養士が、給食室の中身や献立作成といった栄養士のお仕事のことから、給食の歴史、お金事情まで、学校給食について幅広く解説している。子どもたちが安全においしく給食を頂くまでに、いくつもの課題をクリアしなければならない。栄養士がここまで頭を悩ませているのは想像以上だった。

『「行きたくなる」オフィス』

働き方が多様化し、オフィスの意味合いが大きく変わった現代。在宅ワークやリモートワークもできる世の中で、オフィスに行きたくなると思わせるのはどのような空間か?本書では「空間」「視線」「接触」「位置」の4つの視点から、働き方の研究で行われた実験を含めて解説している。オフィス環境の変化と未来について知ることができる。

『フェーズフリー』

日常時にも非常時にも価値を高める「フェーズフリー」は、防災の新たな考え方である…と思ったが、この言葉が定義される以前から、そういう仕組みは存在していた。この言葉で概念化することで、多くの人に意識づけをし、誰も取り残さない社会を目指す。事例をいくつか出しながら、本書で丁寧に解説されていた。

 

【自然科学(10)】

『もしも世界からカラスが消えたら』

「はじめに」からもう面白くてページを進む手が止まらない。全体的にユーモア溢れる文章で、思わずフフッと笑ってしまうところもあった。タイトルのような世界になってしまったら、いろんな鳥類にビクビクしながら生活をしなければならない。そういった意味では、カラスは案外良いヤツかもしれない。そう思わせてくれる1冊だった。

朝日新聞宇宙部』

ペン記者らしいユニークでユーモアのある文章と、キレイな星空や天体の写真でスラスラと読めた。「朝日新聞宇宙部」ができた経緯、ハワイ・マウナケア山頂の星空ライブカメラがハワイ島の危機に役に立った話など、どの章も読みごたえがあってページがどんどん進んでいく。

 

【技術(6)】

『仕事と人生に効く 教養としての紅茶』

分厚い本だったがサクッと読めた。紅茶のイロハが詰まっている1冊。紅茶の歴史や世界各国の文化、茶葉の特徴などの基本的なことから、紅茶のシチュエーション・マナー・身だしなみといったセレモニー的なことも書かれているから、まさに「紅茶の教養本」となっている。

『おうちワークの文具術』

この本をきっかけに自分の部屋を整理した。文具の力を借りながら、おうちワークの空間をつくる。在宅ワークをするわけではないけれど、こうやってブログを書いたり勉強したりするのに快適な空間が欲しいと思っていたから、本書がそのきっかけを与えてくれた。おうちワークのための工夫が詰まっている1冊。

 

【産業(3)】

『逆境路線バス職員日誌』

元バス職員の著者が路線バスの現状とこれからを解説している。運行管理者というお仕事は初めて聞いたが、バスの運行には欠かせない存在であることを知った。また、著者が利用者としてバスに乗ったという章では、元職員だから言えるバス業界の厳しい現状が記されてあって興味深い。説得力のある1冊。

 

【芸術(5)】

学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話』

普段あまり知られていない美術館の裏側や学芸員のお仕事を知ることができる1冊。保存と展示という相反するものをいかに両立させるのかが学芸員の腕の見せ所。また、展覧会のオススメ鑑賞方法も紹介されており、やってみようと思ったものもあった。学芸員視点の美術館と展覧会のことが書かれていて、とても面白かった。

 

【言語(4)】

青椒肉絲の絲、麻婆豆腐の麻』

「中国語圏は中国料理圏である」ということがよく分かる1冊。中国語は漢字で表されているから理解しやすい反面、日本語の意味と異なることも多いからちょっとややこしい。しかも、中国国内でも地域によって捉え方が異なるという。ただそれは、広大な土地を持ち、それぞれの文化があるということだから奥が深い。この本を読むと、中華料理を食べたくなる。

『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』

他人の言葉と距離を置きながら、自分の言葉で「好き」を発信しよう!という1冊だった。推しのどこが「やばい!」と思ったのかを細分化してみる。このことが自分にしか書けない文章のヒントになる。ネガティブな感想には、「どこに退屈したか」や「どこが不快と思ったのか」を書くと良いという。

 

【文学(5)】

『ことばの魔法』

芸人、声優、書店員、絵本作家、短歌、落語家、翻訳家(日→仏)、ラッパー…。言語表現の名手20人が「ことば」について語られている。それぞれの分野でことばの捉え方が異なっており、ことばを扱う仕事の幅広さが面白い。日本語のあいまいさは奥深さと危うさが表裏一体となっている、という点に「なるほどなぁ」と思った。

『八月の御所グラウンド』

かなり久々に小説を読んだが、ほっこりするSFだった。『世にも奇妙な物語』に出てきそうなエピソード2作。1つ目の都大路の物語は、疾走感があって青春って感じ。2つ目の表題作は、読み始めは青春らしさを感じたが、ページが進むにつれて不思議な世界観に迷い込む。なんか京都だったらありえるかもしれないなぁと思った。

 

 

なんと、18冊も紹介しちゃいました(笑)。相変わらずの長文です。

ジャンルをもう少し細かく見ていくと、「博物館」「図書館」「地理」「整理術」「防災」「建築」「文房具」「エッセイ」「小説」の本をよく読んでいたようです。昨年は、能登の大地震もあったからか、「防災」の本を手に取る機会が多かった年でした。

また、本との出会いも図書館だけでなく、本屋さんで買うことも多い1年でした。選書サービスを初めて利用したり、旅先で個人経営の本屋さんに立ち寄り本を買ったりと、本との新たな出会いが増えました。

さて、今年はどんな本に出会えるでしょうか。

 

【2025年版】好きなものを100個挙げてみた

約2年ぶりに書き出してみた。

 

 

自己紹介代わりに、自分の好きなもの・ことを100個挙げてみました。前回と変わったところ・変わっていないところは、果たしてあるのでしょうか…?

【前回の分はこちら】

nohohon-log.hatenablog.jp

それでは、いってみよー!

 

 

1. SUPER EIGHT

2. 本

3. 映画

4. 文章を書くこと

5. 歴史

6. まち歩き

7. ひとり旅

8. 音楽を聴くこと

9. 図書館

10. 博物館

 

11. 文房具

12. 猫

13. 地学

14. 紅茶

15. 海

16. 秋

17. 浅草

18. 電車に乗ること

19. プリン

20. くまモン

 

21. お寿司

22. パンの耳

23. イギリス

24. NFL(アメフト)の試合を観ること

25. Perfume

26. 佐藤健

27. King & Prince

28. 水泳

29. 勉強

30. くまのキャラクター

 

31. 畳に寝転がること

32. 本屋さん

33. ステッカー

34. 観光地に置いてあるスタンプ

35. ミュージアムグッズ

36. 旅の計画を考える時間

37. 水曜どうでしょう

38. 森見登美彦

39. 東野圭吾

40. 奈良

 

41. 美術館

42. 企業ミュージアム

43. 福岡

44. KAMIGATA BOYZ

45. 雨のにおい

46. ほうじ茶

47. だし巻き卵

48. 曇りの日

49. データ分析

50. 脳科学

 

51. 統計

52. ポケットがたくさんのバッグ

53. ベースの音

54. 店内に漂うコーヒーの匂い

55. おでんの大根

56. おでんの厚揚げ

57. 本屋大賞

58. パンダ

59. 文字

60. 缶バッジを集めること

 

61. 益田ミリ

62. ジムに行くこと

63. ウォーキング

64. 旅先でご当地のものを食べること

65. 紀行番組

66. 八木勇征の演技

67. 大泉洋

68. 柴咲コウ

69. 二宮和也の演技

70. ダンスミュージック

 

71. ジェットストリームのボールペン

72. uniのシャープペンシル

73. 金沢

74. 情報収集

75. 記録すること

76. ノート

77. 豚骨ラーメン

78. ざるそば

79. 岡村靖幸サウンド

80. トム・ハンクス

 

81. クリント・イーストウッド

82. 『95』(2024年4月期に放送された連続ドラマ)

83. 江戸時代以降の文化史

84. トムとジェリー

85. ピカチュウ

86. タータンチェック

87. マリオ

88. SUPER EIGHTのライブ

89. 赤

90. ハヤシライス

 

91. FANTASTICSのわちゃわちゃ感

92. 寝ること

93. デザインが可愛らしい箱

94. 中村倫也の声

95. 青椒肉絲

96. 酢豚

97. 揚げ餃子

98. チョコレート

99. 青

100. ほぼ日手帳

 

 

変わってないところもありますが、ラスト10個くらいに中華料理がバババッと入ってきましたね。

こんなわたくしですが、どうぞよろしくお願いいたします。