2025年3月25日火曜日

【登山・自然情報】三峰山 3月24日

早春の花の様子などを確認に、不動尻そして三峰山まで情報収集に行って来ました。

コース:谷太郎林道終点~不動尻~三峰山(標高934.6メートル)~煤ヶ谷
※全体をとおして、経験者向けのコースです。

◆不動尻のミツマタ
 見頃を迎えていました。

◆谷太郎林道終点
 ここから登山開始です。

◆何回か谷太郎川を横切ります。

◆ユリワサビ
 沢沿いには、他にムカゴネコノメやヤマネコノメソウなどが咲いていました。

◆フサザクラ
 見頃を過ぎた株が多かったですが、たくさん咲いていました。

◆ハナネコノメ

◆沢沿いは登山道が不明瞭なところがあります。
 保全センターが目印にピンクテープをつけてくれています。
 ※ピンクテープは林業用についていることもあります。
  迷った時には地図と照らし合わせるなどして進行方向を確認してください。

◆タゴガエル
 「グッグッ」という鳴き声が聞こえてきたので探してみると、
 メスを待つオス達がいました。
 3月から4月頃にかけて繁殖期です。

◆沢から離れると山の斜面を横切るトラバース道になります。

◆アブラチャン
 蕾から見頃の株までありました。

◆二の足林道との分岐に出てきました。(二の足林道側から撮影)

◆不動尻
 近年、ミツマタ群生地として有名になりました。

◆右側の三峰山方面に進みます。

◆不動尻から三峰山にかけても鎖場などがあり注意が必要です。

◆稜線に出たところ(三峰山側から見た不動尻方面)
 青矢印が不動尻へと下りる登山道です。

◆三峰山周辺は細尾根のアップダウンが多いです。

◆三峰山山頂

 
◆鎖場や梯子では、足元に注意しながら進んでください。

◆滑りやすいところや・・・

◆崩壊地の横を通過して・・・

◆煤ヶ谷方面へと下山します。

◆道が不明瞭に見えますが・・・
 ピンクテープが巻かれた木の右側が煤ヶ谷への登山道、
 左側が物見峠への登山道です。

山麓に下りてくると
◆イロハモミジが芽吹き、蕾も付けていました。

沢沿いでは歩いていると汗ばむ陽気でしたが、稜線は風が強く汗冷えしました。
この時期は、脱ぎ着のしやすい服装で、こまめに調節してください。

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
3月24日 曇り
8時40分の気温14.9度

2025年3月21日金曜日

【積雪状況】塔ノ岳・丹沢山 など 3月21日

青空が広がり、稜線が白く染まった丹沢の山々が綺麗に見えています。
◆水無川沿いに咲くオカメザクラと雪の積もった表尾根の様子
 (朝8時頃撮影)

◆大山から大山三峰山の稜線(朝7時過ぎに厚木方面から撮影)
 通勤路から見た様子では、辺室山(標高644メートル)の
 斜面に雪が見えていました。

◆鍋割山稜(朝9時頃撮影)

各山頂の山小屋さんから9時30分頃の積雪情報などを頂きました。
◆塔ノ岳(標高1491メートル):尊仏山荘
 人が入っていないところは積雪50センチほどあるが、
 20日にたくさんの人が入っているので、登山道上は圧雪状態。
 金冷シ付近から塔ノ岳までは、しっかりと雪が残っている。

◆丹沢山(標高1567メートル):みやま山荘
 9時30分現在、積雪30センチほど。
 山頂はほぼ雪に覆われていて、踏み固められたところは凍っているところもある。

これから、天気の良い日が続き、登山道状況もどんどん変化していきます。
まだ、足あとのついていない登山道もあるかもしれません。
凍結、圧雪や融け始めの滑りやすい雪、ぬかるみなど、
状況に合わせて、足元の装備等を調整してください。

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
3月21日 晴れ
8時40分の気温8.9度

2025年3月20日木曜日

【自然情報】宮ヶ瀬湖周辺 3月19日

宮ヶ瀬湖周辺の春ノ木丸へ行って来ました。
コース:宮ヶ瀬湖畔園地~春ノ木丸(標高487メートル)

朝9時頃、標高200メートル付近から雪が降り始め、
宮ヶ瀬湖周辺は雪景色でした。
◆鳥居原園地から見た宮ヶ瀬湖

春ノ木丸の様子
◆春ノ木丸ハイキングコース入口

◆入口から山頂にかけて積雪が5センチから10センチほどありました。

◆登山道から、大棚沢橋が見えます。

◆春ノ木丸山頂

◆積雪は10センチほど

◆登山道が雪に覆われています。
 積雪があった後は道間違いなどにご注意ください。

咲き始めた花にも雪が積もっていました。
◆シキミ

◆フサザクラ

◆アセビ

◆ヤブツバキ

宮ヶ瀬湖周辺の様子
◆宮ヶ瀬湖畔園地の親水池

◆宮ヶ瀬湖畔園地

◆宮ヶ瀬湖畔園地ではミツマタが咲いていました。

◆鳥居原園地

◆鳥居原園地からみる虹の大橋
 奥に見える山頂は本間ノ頭です。

◆宮ヶ瀬湖畔園地(14時頃)
 午後からは青空が広がり、雪解けが進んでいきました。

その他、観察できた生きもの
花:キブシ、オニシバリ
蕾:クロモジ、アブラチャン、ミヤマシキミ、ヒサカキ
鳥:ヒヨドリ、シジュウカラ、ヤマガラ、トビ、ムクドリ
  ハシブトガラス、キジバト

◆◆◆宮ヶ瀬湖(標高約300メートル)◆◆◆
3月19日 雪のち晴れ 
14時30分の気温8度(宮ヶ瀬湖畔)

2025年3月19日水曜日

【自然情報】宮ヶ瀬湖周辺 3月18日

宮ヶ瀬湖周辺へ自然観察に行かれた方から情報をいただきました。
ありがとうございます。

◆ジョウビタキ(オス)

◆キランソウ

鳥:カケス、カワウ、カンムリカイツブリ、ハシブトガラス、トビ、ヒガラ、
  カイツブリ、ダイサギ、アオサギ、キジバト、ジョウビタキ、コゲラ、
  シジュウカラ、エナガ、カワラヒワ、ヒヨドリ、
  声のみ)ウグイス  など

他:ヤマアカガエル(成体と卵塊)

花:キランソウ、オニシバリ、ハナネコノメ

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
3月18日 曇り
8時40分の気温6.3度

2025年3月18日火曜日

【登山・自然情報】蛭ヶ岳 3月17日

蛭ヶ岳へ行って来ました。
15日から16日にかけて降った雪がしっかりと積もっていました。

コース:釜立沢~青根分岐~姫次~蛭ヶ岳(標高1673メートル)

◆蛭ヶ岳山頂から
 中央奥に見えるのは塔ノ岳、右端は鍋割山です。

◆釜立沢林道の終点(標高約800メートル)
 ここから本格的な登山道の始まりです。
 足元には10センチ前後の雪が積もっていました。

◆釜立沢沿いの登山道は、雪で足元が見にくいうえに、
 崩れかけている箇所があるため、注意が必要です。

◆ミソサザイ
 沢沿いの雪の上で元気にさえずっていました。

◆焼山登山口からの尾根に合流すると、積雪も15~20センチほどに。
 木道も雪の下に隠れています。

◆ニホンジカ

◆姫次の様子(10時30分頃)
 奥に見えるのは、目指す蛭ヶ岳。ベンチは雪に埋もれていました。

◆雪に覆われた登山道を登っていきます。
 姫次付近からは、深いところで30~40センチほどの積雪がありました。

◆蛭ヶ岳山頂

同じコースを下山します。
◆一部、日当たりの良い箇所では、
 地面が見えているところがありました。

◆下山、八丁坂ノ頭付近でふり返ると…
 蛭ヶ岳から丹沢山にかけての稜線が見えました。
 まだまだ真っ白に雪が残っています。

◆青根分岐を過ぎると、融けてゆるんだ雪が
 とても滑りやすい状態になっていました。

◆下山時の釜立沢林道終点の様子
 積雪状況は登り始めの時点とほとんど変わっていませんでした。

これからの気温や天候によっても状況は刻々と変化します。
もうしばらくは冬装備を準備し、情報収集をしっかりと行い、
山行を楽しんでください。

◆◆◆大倉(標高290メートル)◆◆◆
3月18日 曇り
8時40分の気温6.3度