事故で前脚を失った犬 2本の脚で嬉しそうに歩く姿に笑顔が止まらない
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赤ちゃんに抱きつかれた犬 見せた表情に「これが愛か」「なんて尊いの」ゴールデンレトリバーのおからちゃんと、柴犬のうにくんと暮らしている飼い主(@uni_okara0725)さんがXに投稿したエピソードに、癒される人が続出しました。

飼い主を『監視』する猫 その表情に「コーヒー吹いた」「何を見たの…」猫のチロちゃんと暮らしている、まさ(@sironezumi77)さん。『飼い主監視タイム』という言葉を添えて、チロちゃんの写真をXに公開しました。絶妙な表情に笑ってしまいます。
『アメリカのスイス』ともいわれる美しい山々に囲まれたコロラド州ユアレイ郡に、とても有名な1匹の犬がいます。
名前はデクスター。6歳のブリタニー・スパニエルです。
デクスターはInstagramが7万人以上、TikTokではなんと23万人近いフォロワーをもつ大人気の犬なのです。
人気の理由は、デクスターが人間のように2本の脚で歩く姿があまりにもかわいいから!
事故で前脚を失った犬
海外メディア『People』によると、デクスターは1歳の時に近くにいたシカの匂いを嗅ぎつけて道路に飛び出したのだそう。そこへ運悪くトラックが通り、彼の前脚が轢かれてしまったのです。
デクスターの飼い主であるケンティ・パセクさんは、犬が助からないかもしれないと思いながらも「生きるチャンスをあげずに安楽死させることはできなかった」といいます。
また獣医師もデクスターが生き延びられると信じていたため、損傷がひどかった右の前脚を切断し、左脚はピンで固定。その後も数回の手術とリハビリを行いました。
そうするうちにデクスターは誰に教わったわけでもなく、後ろ脚だけで上手に歩けるようになっていったのです。
ある日、ケンティさんの母親がデクスターの散歩をしていた時に、通りがかりの人が彼の動画を撮り、TikTokにアップしたのだとか。
それが話題となり、デクスターは一躍『時の犬』となりました。
デクスターの動画にはファンからの熱いコメントがたくさん寄せられています。
・デクスター、大好きだよ!あなたを見るたびに笑顔になれる。
・歩く姿だけでこんなにも生きる勇気をくれる犬はほかにいないよ。
・この子は「不可能はない」というお手本だ!
・デクスターを見ていると幸せな気持ちが伝わってきて泣けてくる。
器用に2本の脚でバランスをとりながら歩くデクスターは、とても嬉しそうな表情をしています。
きっと彼にとっては生きているだけで、歩けるだけで、毎日が喜びに満ちあふれているのでしょう。
逆境を乗り越えて幸せに生きる姿で、多くの人に勇気や希望を与える存在となったデクスター。
彼のように日々の生活の中で幸せを見つけることが上手になっていきたいものですね!
[文・構成/grape編集部]