娘が差別の対象に! 親が抗議しに行くと、相手の母親が出てきて…?
公開: 更新:

※写真はイメージ

スリッパがない時どうする? 消防士のやり方に「勉強になった」「やってみます」2025年3月16日、兵庫県尼崎市にある尼崎市消防局(以下、消防局)は、Instagramアカウントで災害時に役立つ簡易スリッパの作り方を、紹介しました。

年に一度の『ピンクムーン』がいよいよ! 月を見て、願いを叶えよう『恋愛運を上げる』や『好きな人と結ばれる』など、恋愛にまつわるジンクスのある『ピンクムーン』。2025年の『ピンクムーン』は、4月13日です!
- 出典
- @rostock_jp/外務省
外務省によると、2020年6月現在、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染者数は全世界で700万人を超えています。
差別をなくすため、大切なのは…?
家族とともに海外で暮らしているハスエリコ(@rostock_jp)さん。
ある日、ハスさんの娘さんが近所の子供たちにこのような言葉を投げかけられました。
アジア人!コロナウイルス持ってるんだろ!
差別的な発言に傷付いた娘さんは、ハスさんに半泣きでこのことを報告。
これを聞いたハスさんは、すぐにその発言をした子供の家を訪れました。
出てきた母親に対し、娘さんが差別的発言を受けたことを伝えると、彼女はうろたえながらこういってくれたそうです。
それは本当に許されないことだわ。
それ以上話し続けると泣いてしまいそうだったハスさんはいったん家に帰りました。
すると、先ほどの母親と父親、そしてその子供たちが謝罪しに来てくれたそうです。
父親が「さぁ、やったことを謝るんだ」というと、差別をした子供はチョコレートを差し出しながらこう謝ってくれたそうです。
僕がいいました。ごめんなさい。
これに対しハスさんは…。
とても悲しいことだったし、あれは差別だ。でも、こうして来てくれてありがとう。
これで終わりかと思いきや…その後の展開に驚き
その謝罪の後、改めてみんなで自己紹介をしました。
すると、その子供たちと娘さんが同じ年齢だと分かり、彼らはすぐに一緒に遊びに行ったのだとか。
それ以来、娘さんとその子供たちは仲よく遊んでいるそうです。
このことから、ハスさんは次のように語っています。
大事なのはお互いを知ること、対話なんだなぁと身をもって体験しました。
知らないものは不安がある。なら知ろうとすればよい。
勉強ってそういうことだね。
差別されたことをうやむやにしないハスさんと、また自分の子供が差別したことを受け入れ、きちんと謝らせることのできる親…両者の姿勢を見習いたいものです。
また、その後仲よくなれた子供たちの純粋さにも心打たれます。
投稿にはさまざまな声が寄せられていました。
・大人がまずちゃんとした考えを持ってないといけないんだな…背筋が伸びました!
・「私とあなたは違うけれど、同じ人間。考えてみればそうだよね、ごめんね」と許し合える子供たちに希望を感じました。
・逆ギレせずに、我が子の非を認め謝ることのできる親子。そして、謝ってくれたら許せる心。学ぶべき姿勢ですね。
多くの人がこの2つの家族の行動に驚き、感心していました。
ハスさんのいう通り、まずは互いを知るために対話することが重要なのでしょう。
単に『差別をしてはいけない』ということだけでなく、『差別をなくすにはどうすればいいのか』について考えさせられる投稿でした。
[文・構成/grape編集部]