行方不明になった、ホームレスの愛犬 数週間ぶりの再会に喜びを爆発させる
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約5000本の『花桃』が咲き誇り… 絶景に「現世とは思えない」2025年4月1日、フォトグラファーのAyuMi(@a_yumi0425)さんは、Xに『花桃』の絶景を収めた写真を投稿しました。「長野県には桃源郷があります」というコメントとともに、公開された1枚がこちらです。

『被害者のような顔』をする柴犬 理由に「そりゃ睨まれるわ」「笑った」こちらを『チラ見』する柴犬の、おもちくん。体には、飼い主さんがなで回したであろう手形がくっきりと付いていました。
アメリカ・テネシー州に暮らすアンソニーさんはさまざまな事情により住む家を失い、路上生活をしています。
アンソニーさんは住居がなく、食事も毎食とれないことがあります。しかし彼は一人ぼっちではありません。
彼には一緒に暮らす、ボボという愛犬がいます。アンソニーさんは自分の食事がとれなくても、ボボにはいつも十分な量を食べさせているのだそう。
ある朝、アンソニーさんが目覚めるとなぜかボボの姿が見当たりませんでした。ひどく動揺した彼はすぐに友人に連絡して助けを求めます。
それから彼らは必死でボボを探しまわりました。またボボの目撃情報を募るためにポスターを作り、町中に貼りました。
行方不明になった愛犬と再会
ボボが行方不明になってから数週間後、地元の動物保護シェルター『メンフィス・アニマル・サービス』に1匹の犬が連れて来られます。
その犬を見たスタッフの1人が、すぐにボボだということに気が付きます。そしてアンソニーさんたちが作ったポスターに書かれていた連絡先に電話し、アンソニーさんは友人の車で急いでシェルターに駆け付けました。
「ついにボボに会える」期待に胸を膨らませながら待っていたアンソニーさん。するとボボは…。
アンソニーさんとの数週間ぶりの再会に喜びを爆発させるボボ。きっとアンソニーさんと同じようにボボも、不安でさびしい日々を過ごしていたのでしょう。
この感動の再会の後、『メンフィス・アニマル・サービス』ではボボの健康診断を行い、ワクチン接種とマイクロチップの装着、また去勢手術を施しました。
そして1年分の犬糸状虫(フィラリアの一種)の予防薬と大量のドッグフード、さらに首輪とリード、IDタグをアンソニーさんに提供したということです。
路上で暮らすアンソニーさんにとって、ボボはかけがえのない家族なのでしょう。またボボもアンソニーさんのことが大好きだということが伝わってきます。
無事に再会できて本当によかったですね。
[文・構成/grape編集部]