オッドアイの少年と猫 『2つの共通点』が孤独をぬぐいさった
公開: 更新:


赤ちゃんに抱きつかれた犬 見せた表情に「これが愛か」「なんて尊いの」ゴールデンレトリバーのおからちゃんと、柴犬のうにくんと暮らしている飼い主(@uni_okara0725)さんがXに投稿したエピソードに、癒される人が続出しました。

スズメの頭上にいるのは… 奇跡の瞬間をとらえた1枚に「すげぇ」「タイミングが絶妙」2025年3月25日、写真家の、もみじ卍ゅう(@momiji_man_10)さんは、春らしい光景をカメラに収めました。桜の枝に留まった、野鳥のスズメをレンズ越しにのぞいていると…。
アメリカ・オクラホマ州に暮らす、7歳の少年、マッデンくん。
彼には『虹彩異色症』『口唇口蓋裂』という2つの先天的特徴がありました。
『虹彩異色症』
左右の眼で虹彩の色が異なる形質。『オッドアイ』とも呼ばれる。
『口唇口蓋裂』
生まれつき上口唇(うわくちびる)が割れている状態。わずかにくぼみが見られる程度から、鼻の穴の奥まで割れているものまでさまざま。
幼いころに口唇口蓋裂の手術は受けたものの、自分の見た目が他人と違うことに孤独を感じていました。
少年と猫のシンクロニシティ
そんなある日、マッデンくんはミネソタ州で保護された猫に一目ぼれします。
神秘的で美しい外見をもつ、その猫に運命を感じた彼は、母親と共にオクラホマからミネソタまで車で迎えに行くことを決意。
いまでは猫は、その家族の一員として暮らしているそうです。
現在の幸せなツーショットがこちら。
驚くべきことに、猫はマッデンくんと同じ外見的特徴をもっていたのです。
母親のクリスティーナ・ハンフリーズさんのSNSで公開されたこの写真は、多くの人に感動を与えました。
人との違いは魅力でもあるということを、猫との出会いで知ったマッデンくん。
写真の表情も孤独から解放された、自信と喜びであふれています。
かけがえのない親友に出会えてよかったですね!
[文・構成/grape編集部]