会社に向かうサラリーマン その背中に「泣いてしまった」「知らんオッサンなのに…」
公開: 更新:


母「紙袋1つにまとめてください」 店員のとった行動が?「100点の接客」「これだよこれ!」レジで紙袋を断った母親。店員に手渡されたものが?

小4息子に「千円でお菓子買ってきて」 帰宅後『今日イチの盛り上がり』を見せた理由は?「千円を渡すから、みんなで食べられるお菓子を買ってきて」と、当時小学4年生の息子さんに告げたのは、父親の、ぉとぉぉちゃん(@father_life)さん。やることがなく、「ヒマ!」といいながら家で騒ぐ息子さんを落ち着かせるため、お菓子代として千円を渡す作戦に出ました。
『立派な親』と聞いたら、あなたはどのようなイメージを浮かべるでしょうか。
愛をもって我が子を育てるのが、親の務め。しかし、ひと口で『愛』といっても、さまざまな形がありますよね。
親子関係も、1人と1人のコミュニケーションです。愛をしっかりと伝えるには、信頼関係が何よりも大切といえるかもしれません。
息子が撮影した『父親の背中』に心打たれる人が相次いだ理由
2025年3月、Xに1枚の写真を投稿したのは、つっさん(@tussan_tussan)さん。
写っているのは、父親の後ろ姿です。背広を着ており、いつも通りに会社へ向かうべく、今まさに家を出たようでした。
外を歩いていればよく目にするであろう、朝のひとコマ。しかし、投稿には多くの人から『いいね』が寄せられる事態となったのです。
投稿者さんが添えたひと言とともに、実際の写真をご覧ください。あなたも、『いいね』を贈りたくなることでしょう。
「父親が定年で最終出社日なので、見送るなどした」
一見、どこにでもあるような日常の風景でも、投稿者さんにとっては特別なものでした。定年退職を迎える父親は、この日が最後の出勤だったのです。
大切な家族を支えるため、長年、仕事に勤しんできた父親。働き続ける中で、心身ともに疲弊しきった日もあったはずです。
自身も社会で働く苦労が分かっているからこそ、投稿者さんは父親を1人の人間として尊敬しているのでしょう。「家族を支えてくれて、ありがとう」という感謝の気持ちを持ち、その広い背中を見送ったのでした。
家族を支えた父親と、そんな親を心から尊敬する息子。美しい親子関係に、多くの人が温かいコメントを寄せています。
・いってしまえば写っているのは知らんオッサンなのに、涙が出てしまった…。本当にお疲れ様でした。
・背中が本当にかっこいい。第二の人生を楽しんでくださいね!
・美しい親子愛に泣いてしまった。将来自分が、我が子に最後の出社を見送られたら嬉しくて号泣する。
寄せられたコメントの中には、「自分も年齢を重ね、社会に出ることで、より親を尊敬するようになった」という声もありました。
1枚の写真から、父親が歩んできた数十年間と、親子が築き上げた信頼関係を、多くの人が感じ取ったようです。
[文・構成/grape編集部]