サーカスから助け出されたクマ 保護後、穏やかに暮らし始めた姿に「爆笑した」「月曜朝の俺と一致」
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ウクライナのキーウにあるクマの保護施設『ホワイトロック・ベア・シェルター』。
ここではさまざまな事情で保護されたクマたちが、のんびりと暮らしています。
人々の共感を集めたクマの寝起き
この施設で暮らすクマたちの中で、ひときわ人気を集めている1頭のクマがいます。
名前はチャダちゃん。サーカスから助け出されたというヒマラヤヒグマのチャダちゃんは25歳のメスです。
『ホワイトロック・ベア・シェルター』ではSNSでクマたちの日常の様子を公開しているのですが、中でも大反響を呼んだのが、2023年5月に公開されたこちらの動画。
ある朝のチャダちゃんの寝起きの様子に、共感の声が殺到したのです。
巣穴からのっそりと出て来たチャダちゃんは全身の毛が寝ぐせだらけ!見るからにまだ眠そうで、「ああ、だるい…」という心の声が聞こえてきそうです。
「おはようございます。月曜日の私たちはみんなチャダみたいです」という説明が付いたこの動画は170万件の『いいね』が集まりました。
・まるで月曜の朝に仕事に行く時の俺のようだ。
・爆笑したわ!二日酔いの朝の私がまさにこんな感じ。
・何十年も冬眠していた後についに目覚めたみたいだね。
ちなみに目が覚めた後のチャダちゃんはいつも、お気に入りの棒でこんなふうに元気に遊んでいるそうです。
チャダちゃんは子グマの頃からサーカスで働かされていたのだそう。
サーカスで不要になり、売りに出された後は、7年間も小さな檻の中で置き去りにされていたといいます。
その過酷な生活のせいで、視力がとても悪く、歯もほとんど失ってしまったとのこと。
しかし、2019年に『ホワイトロック・ベア・シェルター』にやってきてからは、毎日穏やかに暮らしているそうです。
だるそうな寝起き姿で、多くの人たちの共感を集めたチャダちゃん。
ついに辿り着いた安住の地で、幸せに長生きしてほしいですね。
[文・構成/grape編集部]