車いす女性の投稿に怒り声 優先エレベーターに乗れず、勇気を出して声をかけると? 「マジで最低」
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大型の商業施設や駅などに設置されている、『優先エレベーター』。
車いすや妊婦、ベビーカーの利用者、身体の不自由な人などのイラストが分かりやすく掲示されており、優先的に利用しやすくなっています。
しかし、こうした優先エレベーターにおいても、必要な人がなかなか乗れずに困ってしまうケースが相次いでいるのです。
車いす利用者 エレベーターを「譲って」と声をかけるが?
難病があり、車いすを利用している、aya(@ponpon04ponpon)さんは、ある悲しい出来事をTwitterに投稿。その内容が反響を呼んでいます。
外出先で、優先エレベーターを利用するために並んでいた、ayaさん。
しかし、この日は混雑していてなかなか乗れず、5回も見送ることになったそうです。
そこで、ayaさんが勇気を出して「歩ける方はエスカレーターを利用して譲ってもらえませんか?」と声をかけると…一部の人から舌打ちされ、信じられない言葉が返ってきたのです。
「優先ってなんやねん」
「みんな待っとるんじゃ」
なんと、ayaさんの言葉に逆ギレ!一部の人が酷い態度や文句を投げかけてきました。
身体が不自由な人やベビーカーの利用者など、移動に困難がある人たちにとって、エレベーターは唯一の移動手段です。
健康に歩ける人が、車いす利用者に向かって「みんな待っている」というのは、あまりに理不尽で恥ずかしい主張でしょう。
投稿にはたくさんのコメントが寄せられています。
・マジで最低な発言。黙ってたら分からないといわれて、いったらこんな扱い、酷すぎる。
・優先エレベーターの意味が分からないのかな。譲る気がないなら、乗る資格はないです。
・想像力のなさが悲しくなる。自分だっていつか車いすを使うかもしれないのに。
・ギスギスとして心の余裕がない、今の社会の現状を表している気がします。
本来は『優先』という言葉が明記されていなくても、混雑する状況で、車いす利用者がエレベーターを待っていたのなら、健康に歩ける人が譲るのは当然のこと。
残念な想いをしたayaさんですが、「意識を変えるためにこれからも声を出していっていこうと思う」とつづっていました。
誰もが生きやすく、思いやりにあふれた社会にしていくためにも、一人ひとりがモラルのある行動を心がけていきたいですね。
[文・構成/grape編集部]